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       NASAが行う月へのスペース・クラフト発射:先制攻撃の宇宙兵器テストか
                         NASA Moon Bombing Test of First Strike
                           http://space4peace.blogspot.com/


Bruce K. Gagnon
Coordinator of Global Network Against Weapons & Nuclear Power in Space


Global Network Against Weapons and Nuclear Power in Space
宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク

http://www.space4peace.org/

         
    
 http://space4peace.blogspot.com/2009/07/nasa-moon-bombing-test-of-first-strike.html

 NASAは月に爆弾を落とそうとしている。そう、宇宙から月に爆弾を打ち込むのだ。

 6月18日にNASAはLunar Crater Observation and Sensing Satellite (LCROSS)
(「月面クレーター観察・検知衛星」)をフロリダのケープカナベラ基地から月に向かって
 打ち上げた。
http://www.floridatoday.com/apps/pbcs.dll/article?AID=2009906170323

 この宇宙船が月に近づいたところで、そこから弾丸の2倍の速度でミサイルを月面へ発射
 する。NASAの主張では、この「テスト」は、月面に水が存在するかどうかを知る
 ために月の物質を数マイル分吹き飛ばすものだという。

 NASAはその後、この経費5億1,100万ドルがかかる母体衛星に少なくとも1年は
 月の回りを周回させて、月面の詳細な地図を作らせるそうだ。

 NASAは、今後何年後かに宇宙飛行士が着陸できるような場所を見つけるために
 この新たな地図が重要となるというが、それは月にあるヘリウム3の採掘に使われる
 ことになる恒久的な基地を月面に建設するためである。

 科学者はずいぶん前から、月で採掘されるヘリウム3を地球に持って帰れば核融合
 エネルギーに使うことができ、石油産業も色を失うほどの儲けが得られると指摘
 してきた。

 NASAはこの数年、宇宙開発の全ての飛行は「汎用」であると公然と主張してきたが、
 これはつまり、彼らが打ち上げるものはひとつひとつ、民生用でもあり、かつ軍事用
 でもあるということだ。

 それゆえ私たちが考えねばならないのは、このLCROSSの月へのミサイル発射
 という任務はおそらく、(反対に)地球状の目標物を宇宙から攻撃できるミサイル
 を発射できるか、国防総省の能力をテストするものであろうという点だ。

 米国とロシアが、保有する核兵器の削減交渉に入ろうとするときに、ロシアがこの
 LCROSSテストを行おうと考えるであろうことは確実だと私は思う。

 米国が宇宙からと地球からの「先制攻撃」能力を向上させつつあることはロシアには
 分かっている。米ロの力の均衡に「ミサイル防衛」(MD)を投影させてみれば、
 MDとは米国が先制攻撃の剣を抜いた後の(敵の反撃からの防御の)「盾」を米国に
 与えるものであり、それゆえこういう戦争兵器は、核兵器廃絶への希望を、ただ
「混迷」させるだけのものだとわかるだろう。



(関連)「Florita Today.com  
 Rocket takes aim at moon's surface
 Atlas V launch depends on Endeavour's outcome 
 http://www.floridatoday.com/apps/pbcs.dll/article?AID=2009906170323
 
 (by James Dean-Florida Today com.-June 17,2009)

           (かぐや姫は泣くだろう ) 月面に衝突させるケンタウロス-   


月の周りを軌道周回・月面衝突
 [衝撃について]
 ■クレーターの規模
  ケンタウロス:幅66フィート
          高さ13フィート
  LCROSS :
          幅46フィート
          高さ6フィート
 ■デブリは6マイルの高さ
   にのぼりうる
 ■土柱はアマチュアの天体
  望遠鏡で見えるかもしれない
 -----------------------
これは月の外周を回るものと
衝突する宇宙船を一緒に打ち
上げる、一つで二つのミッション
である。

LRO)Lunar Reconneaissance
    Orbiter
 この人工衛星は月の外周を
 まわり、月面と月にある資源の
 詳細な地図をつくりながら、
 将来宇宙飛行士が着陸し探査
 するのに適した場所を探す。
 月から30マイルの地点の
 軌道上を少なくとも1年間周回。

LCROSS) Lunar Creater Obser-
 vasion and Sensing Satellite
 打ち上げ後4ヶ月して、アトラス
 5号宇宙船はケンタウロスと
 小さめのLCROSSに分かれる。
 その後どちらも(前後して)月の
 南極に衝突し、月面表土の
 土柱を立ち上らせ、水の存在を
 知る手がかりを探す。

   ロケットが月面めがけて衝突

 ニール・アームストロングとバズ・オールドリンが月面に立ってからほぼ
 40年して、NASAは今週、10年後の世代が月に戻る道筋をつけることに
 なりそうな、一対の人工衛星を打ち上げようとしている。(6月18日打ち上げ)

 月面には、当時の足跡とローバーが残ったままだが、次回に宇宙飛行士が
 探検しそうな場所については、驚くほどに情報がない。

 「月全体について、特に極付近については、実際ほとんどわかっていない」
 と、経費5億1,100万ドルのLRO(Lunar Reconnaissance Orbiter
 月面偵察軌道衛星)計画部長のクレイグ・ツゥーリーは語る。「我々は
 月よりは火星についてずっとよい地図を持っている。

 これまでのアポロ計画と、より最近の国際宇宙開発計画での技術により、
 LROは人工衛星の月面クレーター衝突を1年にわたり観察してかってない
 ほどの詳細な地図にし、有人飛行時の着陸場所と入植を支える資源の
 ありかを探す。

 この人工衛星と一緒に、ユナイティッド・ローンチ・アライアンス(*)のアトラス
 5号ロケットに搭載されて打ち上げられるのは、これも衝突して、それ前の
 衝突で泣きっ面の月を刺す蜂となる予定の、経費7,900万ドルの姉妹
 計画である。

(*2006年12月に、ロッキード・マーチン社とボーイング社の共同事業として
 創設され、デルタとアトラスの両方のロケット技術を一つにした宇宙開発を
 行っている。)

 そのLCROSS(Lunar Crater Observation and Sensing Satellite月面
 クレーター観察検知衛星)は,アトラス5号のケンタウロスの上段を操縦して、
 月の南極にあって地球からは常に影になり見えないクレーターに衝突
 させる。

 衛星はケンタウロスの衝突により立ち上った土柱―これは地球にいるアマ
 チュア観測家の天体望遠鏡でも見える―の中を飛行し、凍結した水が
 あるかどうかを探し、その後、自らも月面に衝突する。 (後略)

Back To The Moon (月への帰還)

 このダブル・ミッションは、G.W.ブッシュ前大統領が2004年に、早くも2020には
 宇宙飛行士を月に帰還させ、さらに最終的には火星探検を行うという計画を
 発表して以来、NASAが行う初めての月探査である。

 月の赤道付近で数日費やしたアポロ計画とは異なり、長期間の計画は月の
 両極に狙いを定める。そこでは、突出した岩石の頂きが常に太陽の光を受け
 いつも地球からの視界にあるため、将来の発電所や通信基地になるだろう。

 
 <金が小惑星に、
  マグネシウムと銅、
  ウラニウムが火星に、
  第3ヘリウムと水が
  月にある>


            


 <2020〜2050年頃に
  火星で原子力により
  エネルギーを供給する、
  有人の鉱山開発コロニー
  が建設
される>


 
  <私たち納税者が
   長年の研究開発費を
   払ったあとで利益を
   生むようになったら、
   民営化される>



  <大企業が宇宙から
    あがる利益を
   すべて免税措置で
   手に入れる法案>


          


  <原子炉は、今後求め
   られる数百万ワットの
   電力を宇宙軍事力に
   提供でき、長い寿命を
   持ち、かつ小型化できる
   ことが現在わかっている、
   唯一のエネルギー源





  <この原子炉を
  より大きくしたものは、
  宇宙配備レーザー、
  中性子光線や
  マス・ドライバー・
  レール・ガン
  (*建造中の宇宙コロニー
  へ月から資材を送り出す
  装置)などに、
  エネルギーを供給する>

 
(「偽善の兵器庫」より)



「偽善の兵器庫」(「宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク」作成ビデオ)の訳より抜粋

25:37) 数年前合衆国連邦議会は、ジョン・コリンズという名の議会スタッフに、明確な文書を作成するよう
     依頼しました。すべてがどう稼働するかについてです。議会への彼の報告書は
     『Military Space Forces-The Next 50 Years』(宇宙軍事力-今後の50年)です。これについて
     興味深いことは、この報告書の表紙にある推薦者の中に、ジョン・グレン(元宇宙飛行士)上院議員
     や、フロリダ選出のビル・ネルソン元上院議員、その他の有力議員たちの署名があるということです。

     さらに最も興味深いことに、この報告書の作成者が
    「地球と月と重力をうまく支配する者が、地球から宇宙に出入りする者を支配する」と書いているのです。

    米国の基地が月にあり、図のL4,L5の位置に兵器用宇宙ステーション(Arms Space Station)
    があれば、米国は宇宙に出入りする者を実質的に管理できる
、と述べているのです。

     ではなぜ米国は宇宙に出入りする者を自分が管理したがるのでしょう。それを理解するにはNASA
     の宇宙探査計画の裏にあるものの正体を突き止めねばなりません。

26:49)  NASAの科学者により書かれた『Mining the Sky』(宇宙の鉱脈開発)
という本があり、その中で、
     小惑星や彗星や惑星に存在する、これまで語られなかった豊かな資源について、著者ジョン・
     ルイスは、金が小惑星に、マグネシウムと銅、ウラニウムが火星に、第3ヘリウムと水が月に
     あると書いています。
そういう惑星に出かけて、それらの資源を管理する者は、これまでにない富を
     手に入れる、と。

      ですから私たちが目にする今日の火星探査は、土壌の成分を調べサンプルを採取するものです
     NASAの予想によれば、2020〜2050年頃に火星で原子力によりエネルギーを供給する、
     有人の鉱山開発コロニーが建設されます。
さらにNASAは、航空宇宙産業の大企業が宇宙から
      実際に利益をあげるようになれば、すべてを民営化すると言っています。
つまり私たち納税者が
     長年の研究開発費を払ったあとで利益を生むようになったら、民営化されるわけです。
     そして実際今、連邦議会に提出されている、ある法案では、大企業が宇宙からあがる利益を
     すべて免税措置で手に入れるという内容です

     
28:10)  しかしひとつ問題があります。火星に到着するには何年もかかります。宇宙の放射能のため、
      宇宙飛行士の体がゼリー状になるほどの年月が。だからNASAは火星により早く到着する方法を
      ずっと考えてきました。そしてブッシュ政権は「核イニシアチブ」という名の計画を提案し、30億ドルの
      研究開発費をかけて、将来に向けた核プロジェクトの全体展望を立てましたが、これには、
      プロメテウス計画という、火星到着所用時間を半分にするための、原子炉エンジンを持つ核ロケット
     が含まれています。ですから今実際に、NASAとエネルギー省と国防総省が原子炉を宇宙に
     配備しようと協力しあっている姿が見られるのです。

     
     ここでまた少し先ほどの『Military Space Forces』という本に戻ると、その中で著者はペンタゴン
     に対し「原子力なしでは、これらの宇宙計画のどれひとつ、うまくいかないだろう」と述べて
     います。

 
      「それゆえ原子炉は、今後求められる数百万ワットの電力を宇宙軍事力に提供でき、長い
     寿命を持ち、かつ小型化できることが現在わかっている、唯一のエネルギー源であり続ける」
     
 と言うのです。
     
      さらにまた彼は書いています。「この原子炉をより大きくしたものは、宇宙配備レーザー、
     中性子光線やマス・ドライバー・レール・ガン(*建造中の宇宙コロニーへ月から資材を送り
     出す装置)などに、エネルギーを供給することもできる。原始炉は他の選択肢が今後見つかる
     まで、月にある主要な基地を支えねばならない
」と。

     私がとても興味深いと感じることには、彼はこうも言っています。「こういう計画が科学技術上実行
     可能かどうかという問題よりも安全性の問題の方が、宇宙に原子力を配置することへの大きな妨げ
     になるだろう、もし開発担当局が影響力を持つ専門家に、リスクはあるが容認できる程度小さいと
     納得させることができなければ。」

30:07) 1989年に私はフロリダのケネディ宇宙センターで大規模な反対デモを組織しました。それまで
     長年たくさん行っていた中のひとつですが、このときのデモを特に重要なものにしたのは、基調演説
     をした、アポロ計画の初期に月面を歩いた宇宙飛行士のひとり、エドガー・ミッチェルでした。

     彼はそのスピーチで、私たちは国防総省が宇宙に兵器を配備するのを許すことはできないと
     言いました。実際には宇宙で兵器のテストをさせることすらできない、と。


     なぜなら兵器テストのプロセスさえが、今ある以上に膨大な、地球の縁の宇宙に散乱して回遊する
     宇宙ゴミを作り出すので、私たちは地球からロケットを飛ばすことができなくなるからだ、と。


    それは地球を取り囲む地雷原を作ることになり、私たちはその下にある地球という墓から外に
    出て宇宙に住むことができなくだろう、と述べたのです。
    (後略)

 (当サイト内ページ→「偽善の兵器庫」Arsenal of Hipocrisy
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