海上自衛隊イージス艦ちょうかいによる、ハワイでの
             スタンダード・ミサイル(SM3)実射訓練に反対する、
             ハワイへの連帯の署名運動にご賛同ありがとうございました。
                     賛同署名数: 
400 (遅着分含む)
     (日本・ハワイ・韓国・アメリカ・プエルトリコ・カナダ・イギリス・フィリピン)

                                                     (期間2008/11/7〜11/14)


   ミサイル実験中止を求める署名へのご協力、ありがとうございました
    
    1117日からの週に予定されているハワイ沖でのイージス艦「ちょうかい」によるミサイル実験の
   中止を求めるインターネット署名にご協力いただき、
ありがとうございました。117日から14
   という短期間に、全国各地、
そしてハワイを含む世界から、計394筆の署名が寄せられました。
   後日到着分を合わせると、400名となりました。署名は、
首相、防衛大臣、各政党、新聞社にあてて
    11
16日に郵送しました。


   署名の取り組みを通じて、今まで全く伝えられていなかったハワイでのミサイル実験の真実が
   明らかになりました。

   
     ・標的となる模擬ミサイルが打ち上げられる米軍太平洋ミサイル射場が、ハワイの先住民である
    カナカ・マオリの先祖伝来の墓地の上につくられ
おり、射場がハワイの史跡や遺産や文化を
    破壊していること。

   ・射場と兵器実験が天然塩田をも脅かし、ミサイルやジェット燃料から排出される過塩素酸塩など
    の有害物質が、海やそこに住む生き物たち、住民
たちに悪影響を与えていること。
 
     ・ハワイの軍事化は、そもそも1893年の米国によるハワイ王国の不法転覆と長年の不法占領のうえ
    に成立していること。

     ハワイの人々はこう訴えています。「日本政府は、ハワイの人々を刺激し、不快にさせるこのような
   動きに加わることを恥じるべきです」「自国の平
和憲法に反して、アメリカの危険なミサイル防衛
   計画に加担することを恥
じるべきです」。

   日本政府・与党は、実験を中止したうえで、今すぐ兵器実験の実態調査に着手すべきです。同時に
   被害者であるハワイの先住民と誠実に対話し、そ
の声を受け止めるべきです。全ての情報を公開し
   説明責任を果たしたうえ
で、下すべき決断は、実験の断念以外にはあり得ないはずです。

     野党やマスメディアの果たすべき役割も明確でしょう。実験が全く現実の想定を無視していることも
   含めて、ミサイル防衛に関わる重大な疑義を積
極的に明らかにし、政治的争点として浮上させるべき
   です。歯止めを失っ
たかに見えるミサイル防衛の暴走に「待った」をかけるべき時です。

   ◆私たちの中止要請にも関わらず、ミサイル実験が強行された場合には、ぜひ下記まで抗議などの意思を
   届けてくださるようお願いします。また、
新聞、雑誌などへの投書も有効です。

   ◆今後もハワイやチェコ、韓国など世界各地の人々との連帯を強めていきたいと考えています。また、
   国内各地にSM3やPAC3の配備のみな
ず、レーダーなど様々な関連施設が建設されつつあります。
   ぜひ、地域
でミサイル防衛に関する勉強会などを開いていただきたいと思います。

                           20081116日   SM3発射実験の中止を求める署名・事務局

   【抗議・要請先】

      ◇首相官邸 (FAX03-3581-3883 (TEL03-3581-010103-5253-2111
                 投稿ページ http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
 
      ◇防衛省  (FAX03-5269-3270 [広報](TEL03-5366-3111[代表]
 
              E-mailinfomod@mod.go.jp

      ◇浜田靖一防衛相 (FAX03-3508-7644 (TEL03-3508-7020

      ◇民主党  (FAX03-3597-2885[政策調査会]
                 E-mailinfo@dpj.or.jp


                       【声明】
        
       ハワイでの海自イージス艦「ちょうかい」によるSM3ミサイル発射実験の中止を求めます

  防衛省は、1117日からの週に米ハワイ沖で佐世保基地所属の海上自衛隊イージス艦「ちょうかい」による
  スタンダード・ミサイル3(SM3)の発射実験を行おうとしています。実験は
0712月の「こんごう」
  に続き
2隻目となり、今回もまた約60億円という巨費が投じられます。
  私たちは、
以下の理由によりこの実験の中止を強く求めます。

   1.  標的の模擬ミサイルが打ち上げられるハワイ・カウアイ島の軍事施設(太平洋ミサイル射場)は、
    先住民が伝統的に墓地にしてきた場所に建設さ
れています。この実験は、ハワイ先住民の歴史と自然と
    コミュニティに対する恥ずべき重大な迫害です。ミサイル射場は閉鎖されるべきです。

   2. 「ミサイル防衛」(MD)という「盾」は、先制攻撃に対する反撃を封じ込めるものであり、
   先制攻撃の敷居を下げる攻撃的な軍事システムです。原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀母港化や
   最強の巡航ミサイル原潜「オハイオ」の初寄港など、「矛」と「盾」が同時に強化され、

     東アジアの軍拡競争を加速させている現状に強い危惧を覚えます。

   3. 日本列島に配備されるMD網の最大の目的は、ハワイやグアムなど米国土の防衛であり、
   現行の日米安保条約さえ逸脱しています。日米共同開発中の新SM3は、大陸間弾道弾(ICBM)の
   迎撃を想定しており、憲法が禁じる集団的自衛権の行使を前提としています。憲法9条に基づく平和原則を
   ことごとく破壊するMDは、システムの導入自体が違憲と言うべきものです。

   4. 米国が082月に自国の偵察衛星をイージス艦からSM3ミサイルにより破壊したことによって、
   同じSM3を持つ日本にも潜在的に衛星破壊(ASAT)能力があることが明らかになりました。
   SM3はPAC3と併せて即刻撤去すべきです。宇宙への兵器配備をも含む宇宙戦争計画の一環である
   米国のMD構想に、日本は加担すべきではありません。

   5. MDは、性能確認なきまま配備し更新を続ける「スパイラル開発」という名の詐欺的手法により、
   日米軍需産業に莫大な利権を提供します。日本のMD初期配備に約
1兆円、いずれ約6兆円に達するとの
   試算もありま
す。気候変動などの環境破壊や貧困の拡大、食糧危機や金融危機に見舞われている現在、
   危険で無効で無駄な軍事費は削減し、生存のために振り向けるべきです。

   6. 仮想敵を想定した軍事同盟は時代の遺物です。日米安保条約を平和友好条約に替え、東アジアに信頼醸成
   と非核化・軍縮を促進する外交交渉テーブルを設置すべきです。「ミサイル防衛」という名のミサイル軍拡
   ではなく、ミサイル軍縮こそが持続可能な平和を保障します。

                       2008年11月13日   SM3発射実験の中止を求める署名者一同

                                           
     [発起人]
       山下修子(平和の声・行動ネットワーク/埼玉)
       吉沢弘志(パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会/千葉)
       市川平(ヨコスカ平和船団/神奈川)      
       披田信一郎(龍ヶ崎市議/茨城)
       杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン/東京)
       竹内康人(人権平和・浜松/静岡)        
       山本みはぎ(不戦へのネットワーク/愛知)
       海野修治(各務原基地へのPAC3の配備の中止を求める会/岐阜)
       渡辺ひろ子(築城基地への訓練移転・日米共用化・海兵隊基地化に反対する会/福岡)
       舟越耿一(市民ネットワーク長崎/長崎)     
       藤岡惇(立命館大学教授)
       石附澄夫(天文学)
       川崎哲(ピースボート共同代表)          
       山口響(ピープルズ・プラン研究所)                                    

   <連絡先> 署名事務局[TELFAX03-5711-6478(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)
   (参考HP)http://www.geocities.jp/nomd_campaign/