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Arsenal of Hypocrisy (偽善の兵器庫)
http://www.google.com/videoplay?docid=-4835966027154828456&9=
arsenal+of+hypocrisy+bruce+gagnon+space+nasa#
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00:00) (英字) 米国は世界での軍縮を妨害している。核軍縮の実質的進展への希望は打ち砕かれた、
とりわけ宇宙を支配しようとする恥ずべき略奪によって。
アリス・スレイター(director of Global Resource Action Center)
00:10) 「1時間かそこらで私の住んでいるところへ物体の小片が降ってきたの。誰も何が起こっているかわからず、
ただ空気が変でそのため息苦しいと感じただけだったわ。」
00:21) 「宇宙にゴミの破片がひとつ、大気と交わらない軌道にあれば、それはずっとそこにとどまり続けるのです。」
00:26) 「これらの計画に注がれる税金のために、ホームレスや、飢えた人々や、保健医療を受けられない人々が
もっと増える結果になっているのよ。」
00:31) 「宇宙軍事化は人類の生存への脅威、深刻な脅威です。」
00:42) 「私たちはみな知るべきよ。これまで地上にプルトニウムが降ってきて、そのプルトニウムが原因で私たちは
今ガンになっているのだということをね。」
00:50) 「いわゆる「ミサイル防衛」(MD)という、この考えは、実は「トロイの木馬」であると私は言いたいのです。」
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01:37) (ナレーション)
NASAの輝かしい時代は終わりました。現在、軍産複合体がグローバル企業の利益のため、宇宙技術に
よる宇宙支配へと行進しています。その目的は将来の地上戦、および宇宙からの戦争を戦うため、宇宙計画
が宇宙においてどれくらいの高度と範囲で利用できるかを調査することです。宇宙計画の起源とその
真の目的について、我々がいかに誤った考えを吹き込まれているかを知るには、過去に遡ることが
大切です。
02:12) (ブルース:ギャグノン)
宇宙で起きていること、そして宇宙に武器を配備するという計画に関して今宇宙で行われていることを本当に
理解したければ、合衆国の宇宙計画の起源に遡ることでわかる事実があります。それにはドイツのナチスに
まで遡らねばなりません。
02:26) ヒトラーは、ヴェルナー・フォン・ブラウンという名の優秀なロケット学者をナチスに勧誘、入党させました。彼は
週末にロケットの研究をしていたのですがナチスに勧誘され、V1、V2ロケットを作ることになりました。これら
のロケットは第2次大戦終了近くに、ロンドン・パリ・ブリュッセルに「テロ攻撃」するために使われました。彼と
そのチームの研究用に、ナチスはバルチック海沿岸にペーネ・ミュンデという、ロケット運用のための研究所
を作りました。そしてこのペーネ・ミュンデにナチスは何千人ものユダヤ人、フランスのレジスタンス活動家を
囚人として送り込み、実際は奴隷として、ロケット製造に従事させました。
(*参考:ウィキペディア「V2ロケット」http://ja.wikipedia.org/wiki/V2ロケット)
英国がその研究所を見つけ出し全域を空爆したあと、ナチスはより安全な場所に研究所を移そうと考えま
した。ドイツ中央部にハウゼンという山があり、そこにはナチスが大量の兵器を備蓄する大きなトンネルが
ありました。彼らはそれらの兵器をすべて片付け、ロケット製造の全行程をトンネルの中に入れ、それを
「ミドルワーク」と呼びました。そして山のトンネルのすぐ外に「ドーラ」という新しい強制収容所を作りました。
その「ドーラ」にナチスは、4万人のユダヤ人、ジプシー、フランスのレジスタンス活動家、ホモ・セクシャル、
共産主義者、黒人米兵さえも収容して、ロケット製造のための奴隷として働かせました。
さて山のトンネル内で「奴隷」たちは製造を妨害し始めました。ネジをきっちり締めないままにしたり、ケープル
線に小便をしたり。それでフォン・ブラウンと彼のチームによるロケット発射はよく失敗しました。ナチスは
ロケットチームに誰がやったことか突き止めるように命令。彼らは100人ほどの「奴隷」の仕業であると
突き止め、そのほぼ全員を吊しました。残りの「奴隷」たちにロケット製造を妨害すると、このようになると
いう見せしめでした。
連合軍がついにこの地を掌握した日、フォン・ブラウンとそのチームは丘へと逃げました。もし捕虜になれば、
人道に対する罪に問われるとわかっていたからです。この地に最初にやってきた2人のうちのひとりは、
18歳のヒュー・ケリーという名の米兵でした。彼はのちにニュー・ヨーク市長となります。彼は、この収容所に
入ってきたときに見いだしたものは、足元に転がる何万もの死体だったと述べました。4万人の収容者のうち、
2万5千人がナチスの手で死んでいたことが分かりました。
私たちが知るように、終戦後すぐに米国と連合軍諸国により、ニュルンベルグ裁判が行われました。そのとき
にナチスは人道に対する罪で裁かれました。しかしナチス高官のうち1,500人は裁判を受けません
でした。アメリカ軍により米国本国へ密かに運ばれました。「ペーパー・クリップ作戦」の下に、ボストン
とフロリダのウェスト・パーム・ビーチへと秘密裏に移されたのです。
ヴェルナー・フォン・ブラウンと、100人にのぼる彼のチームは、100基のV2ロケットと共に、アラバマ州
ハッシュビルに送られ、そこでフォン・ブラウンはNASAのマーシャル・スペース・フライト・センターの初代
所長となりました。興味深いことに、他の1,400人のナチスはどうなったのか、今何をしているのかと言えば、
CIA(当時CIC)の仕事のために米国に連れて来られた者たちもいれば、米国に来て、人々が(麻薬の幻覚
症状で)窓から飛び降りたりしていた’60年代にLSD実験やMKO心理実験を行った者たちもいます。また
戦時中に、連行したユダヤ人たちを凍える気温下において身体がどのように反応するかを観察する研究を
していた科学者たちは、オハイオのライト・パターソン空軍基地に送られ、そこで米軍の飛行医学プログラム
に従事することになりました。
ですから、これら1,500人ほどのナチス高官こそが、米国の軍産複合体になっていることがわかる
でしょう。それゆえむろん私が抱く疑問は、彼らナチスが連れてこられたとき自分たちのナチス思想
を持ち込み、この国を汚染してしまったのではないかということです。
(参考:映画『敵こそ、我が友〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生』監督ケヴィン・マクドナルド2007年)
フォン・ブラウンがNASAで仕事をしただけでなく、「ガイド」という呼び名で、バルチック海沿岸のペーネ・
ミュンデでV2ロケットに従事していたカート・ディバスも、フロリダのケネディ宇宙センターの初代所長になり
ました。それからまたフォン・ブラウンを入党させたゴールド・ウォルター・ドルンベルガ大尉、彼はヒトラーの
命令でフォン・ブラウンをナチスに勧誘したと言われる人物ですが、その彼は、ニューヨークにあるベル・エア・
システム・コーポレーションの副社長になり、ベトナム戦争中にヘリコプターの製造により財産を築きました。
実際、NASAがこのようにナチスの狂信者たちで築かれたものであるのに、我々は「民間」の宇宙計画など
持つことができるのでしょうか?--- 「そんなことはできないよ。軍が計画に携わるべきだ」「いや、心配し
なくていい」--- そして軍はNASAが生まれたその日に言われたのです、「我々(NASA)は国防総省が
確実に宇宙計画を監督するよう、NASA管理委員会をつくるから」と。その後ドルンベルガーと、ナチスが
勧誘したブラウンが、NASA管理委員会に任命されたのです。事実、1958年、ドルンベルガーは連邦
議会で証言し、米国の宇宙計画の最優先順位は、彼の言葉からの引用によれば、「地球と月の間にある
宇宙を征服、占領、保持、利用すること」だと述べました。そして実際その後、全米ミサイル産業大会での
スピーチで、ドルンベルガーは聴衆にこう言ったのです。「皆さん、私がこの国に来たのは、第3次大戦で
負けるためではありません。私はもう2回も負けましたから。」
最後にドイツのミドルワークの製造責任者であったアーサー・ルドルフについては、彼はNASAのサタン
5号計画の最初のプロジェクト・ディレクターとなり、この計画で最終的に米国を月へと着陸させました。
これらの事実が、米国の宇宙計画の創世記にはあるのです。ですから私たちが今、コロラド・スプリングズの
ピーターセン空軍基地にある合衆国宇宙指令本部に掲げられている「宇宙の支配」というスローガン
を聞くとき、ヒトラーが唱えた、「世界に冠たる大ドイツ帝国」との思想的類似点が感じられないで
しょうか?
09:26) インタビュアー:「宇宙活動にとっての主な意味は何ですか?」
キース・グレナン(NASA初代所長):「それは宇宙における活動の追求は、全人類の利益のためである
と認めることだ。」
09:49) (ギャグノン)
合衆国宇宙司令部を見てみましょう。それは何でしょう。それは宇宙を管理するという任務を与えられた
司令部です。そしてつい最近、全戦略空軍司令部(All Strategic Air Command)と統合されました。ですから、
宇宙関係者も、爆撃する空軍も、ミサイル関係者も、すべて同じ司令部の一部となりました。そして宇宙
司令部は数年前に、2020年ビジョンと呼ばれる、未来構想計画書を発表しました。その書類の最初には、
衛星が眼下の地球上にある目標を攻撃している図があります。
10:27) その2020年ヴィジョンに述べられていることがらを見てみま
しょう。
宇宙司令部は、将来世界経済において大企業がグローバルな
活動をするため、世界中で富裕層と貧困層の格差が広まる
と予想しています。国防総省の予想では、その格差の結果、
世界各地で地域的争乱が生じるそうです、なぜならそのような
多国籍企業に雇用されている人々が組合を作ったり、政府に
対し大企業が持つ影響力を排除しようとしたりするだろう、という
わけです。国防総省は、世界のあらゆる争乱鎮圧のために
米国海兵隊をいたるところに送り込むことなどできないが、
宇宙技術が働いていれば、どんな活動も見え、どんな話
も聞こえ、地球上のあらゆる場所のどんなものでも攻撃
することができる、というのです。
2020年ビジョンは宇宙での優位性がこれからの戦争で勝利
するのに必要不可欠な要素となるだろうと、述べています。
さらに2020年ビジョンでは、宇宙を支配、管理することは
(実際に管理[control]と定義していますが)、
宇宙へのアクセスと
宇宙空間での作戦行為を確保できる能力、
さらにこれらのうち最重要なことに、
他国に宇宙を利用させない能力を意味するとしています。
つまり世界人口の5%の米国が他国に宇宙を利用させない
ようにする、なぜなら米国は宇宙の支配者だから、と
いうわけです。
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12:08) (ノーム・チョムスキー)
宇宙司令部のウェブサイトを見てごらんなさい、そしてその計画を。それはまるで地雷の詰まった袋です。
彼らが進めようとしている計画は実際、コロラド・スプリングの司令部のブースから世界のあらゆる
場所に対し、何の警告もなしに宇宙基地から、核であれ、他の強力な破壊兵器であれ、それらを
使い即座に攻撃でき、地上基地との交信時間を短縮しようと彼らの考えるように、無人の超音速機が、
オーストラリアであろうとどこであろうと、監視しながら即座に世界を把握し、瞬時に破壊攻撃を
与えるものなのです。
12:56) (ギャグノン)
今考えれば、1970年代初めの湾岸戦争が初めての宇宙からの戦争でした。衛星「スプレマシー」に
より米国は、サダム・フセインの軍事施設を開戦以前に位置確認できました。開戦後の数日間で、合衆国
はフセインの軍事施設の70%以上を爆撃しましたが、わずかばかりの相手の戦闘能力をわざと残しておき、
その後の数週間は相手ののどもとを攻撃し続けました。一発100万ドルの巡航ミサイルを百本、テストし
尽くしていた新型スティルス戦闘機による爆撃、さらに新型レーザー兵器。ですからこの戦争のあとに
宇宙司令部は、「宇宙を支配する者は、上から地球を支配する。地球上のあらゆる戦争に勝利する」と
言ったのです。
そしてまた今思えば、ユーゴスラビアとの戦争、コソボ戦争が、第二の宇宙戦争でした。そしてアフガン戦争
が第三の宇宙戦争です。このアフガン戦争で合衆国はあらゆる新型兵器を投入しました。無人飛行機
(UAV:unmanned aviation vehicle)はパイロットなしでアフガニスタンの空を飛び、衛星経由でリアルタイム
の流れるような映像を、タンパにあるマクディラー軍事基地に送信し、そこでトミー・フランク司令官が
モニター画面を観ながら、「これはタリバンか、アルカイダか、それとも結婚式の集まりか?」などと一瞬に
判断してスイッチを押せば、国防総省が「プレデター(略奪者)」と呼ぶUAVが地上を攻撃するのです。
衛星の援助があったので、すべては数秒間で済みました。国防総省はこれを「破壊力を増大する連鎖」
と呼びました。
そしてG.W.ブッシュのイラク戦が最新の宇宙戦争となり、国防総省は「衝撃と畏怖」という軍事ドクトリンを
徹底して行いました。ですから宇宙を支配しているこ米国は、地上のすべての戦争に上空から勝つことが
でき、無敵と言えるのです。
同時にブッシュ政権は「国家ミサイル防衛(NMDあるいMD)」を導入しようとしています。宇宙空間で
ミサイルをミサイルで迎撃するものです。アメリカ大陸を「ならず者国家」の攻撃から守るという目的で。
このNMD計画は、実は「トロイの木馬」であると、私は考えます。これは「防衛」とは全く無関係で、
実は宇宙支配と、他国に宇宙へアクセスさせないことに関わるものだからです。米国が宇宙の
支配者、上空からの地球の支配者になれるように。米国が地球上の戦闘を支配できるように。
16:08) (チョムスキー)
宇宙での軍拡「競争」などというものはないのです。米国の独り勝ちなのですから。米国のように、
宇宙支配のために莫大な社会的コストを宇宙軍拡競争につぎ込める国など他にないのですから。
16:37) (ギャグノン)
米国民は財務省に国防総省を監査させる必要があります。なぜならいわゆるミサイル防衛は国民に、
文字どおり、何千億ドルもかけさせるからです。どうやって国民はこれを払うのでしょう。教育や医療
や職業訓練、環境浄化にかける税金を削ってでしょうか。そうです。その方法でブッシュ大統領
とその仲間たち、つまり、大企業や航空宇宙産業、宇宙を市場に利用する者たちが、MDのコスト
を払わせようと企てているのです。しかしまたミサイル防衛のアイデアと並行して、ならずもの国家や
中国、その中国は核搭載能力のあるミサイルはわずか20個しか持っていないのですが、そのような国
から国民を守るためだという、TMD(戦域弾道ミサイル防衛:TheaterMissile Defense)と呼ばれる
新計画が進行中です。
TMDとは相手のミサイルが宇宙に上昇するのを座して待つことはしません。配備体制を先行して、ならず
もの国家を包囲しておくものです。相手がミサイルを発射した直後の、「ブースト」と呼ばれる上昇段階に
そのミサイルがあるうちに攻撃します。今米国がこのTMDを配備しようとしているのは中東とアジア
太平洋地域です。メイン州のパース・アイロン・ワークスで建造されている海軍のイージス艦にTMDの
迎撃ミサイルを搭載し、アジア太平洋地域の全域に配備する計画です。TMDはイージス駆逐艦だけで
なく、トラックランチャー(Truck-round-based-launcher)にも搭載します。それからまた空中配備レーザー
(airborne laser*)については、機首からレーザー光線を発射できるよう改造されたボーイング747が、
1日24時間、週7日の常時、いわゆる攻撃空域を飛行します。 (*オバマ政権で予算配分停止)
ここで考えてみますと、中国は米国を攻撃できるミサイルを20個持っていますが、一方で、ウォールマート
やKマートに行ってみればわかるでしょうが、米国は中国にとり一番の顧客です。中国が一番のお得意様
を攻撃するでしょうか?そのお得意様が、7,500個もの核を持ち、それで報復できることが分かって
いるのに?そんなことは全くつじつまが合いません。それから少し前のある日、私はワシントンポスト紙に
ひとつの記事を見つけました。「半分逃げ腰国防総省:最前線にでるアジア」という記事で、それには
「米国はこれから中国を何とか片付ける(manage)」とありました。米国が中国を片付ける?
その記事には米国はアジア太平洋地域での米軍駐留を倍増するとありました。実際太平洋のグアム
とウェイク島の滑走路を、以前より拡大させています、(大型の)B2爆撃機用にです。それからまたグアム
に、地上ミサイルを含んで、兵器の事前配備を行っています。今後米国は日本にTMDシステムを配備
するつもりですが、そうすれば日本は国防総省が「不沈空母」と呼ぶものになっていきます。現在
日本には4万人の米軍が駐留しています。また日本の隣の韓国にも4万人の米軍が駐留していますが、
ブッシュは今北朝鮮との緊張を強めていますから、韓国にもTMDを配備するでしょう。そうなれば、北朝鮮を
怒らせ追い詰められた心理にさせ、対抗策として軍拡しなければならないと思わせるだけなのですが。
また中国から90マイルの所にある台湾にもTMDを配備します。そうすれば中国も、米国に対抗せねば
ならない、もっと核ミサイルを作って、増大する米国からの脅威に対抗しようということになります。
20:39) 9/11のあと、私はアジア太平洋のこれらの地域の地図を全く別の視点から見るようになりました。
以前は米国がTMDを配備しようとしている海岸線に注目していました。しかし9/11以降は、中央アジア
と呼ばれる、中国内陸地域の国境に注目するようになりました。現在この地域については以前よりも
もっと多くのことが分かっています。米国はこの中央アジアに最近、米軍基地をいくつか建設しました。
これはブッシュ政権が「我々は今後長くここにとどまる」と話したのと呼応しています。
(英字)
インターネットで調べたところでは、米国は現在海外の130の諸国に700以上の基地を占有している。
また米国は第2次大戦以降現在まで、30カ国を攻撃して1,000万トンの爆弾を落とし、ほとんど
民間人である1,000万人以上を殺した可能性がある。
(ギャグノン)
米国は最近アフガニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンに基地をいくつか作りました。今分かっているのは、
中央アジアと呼ばれるこれらの地域全体で世界で最大の石油と天然ガスの埋蔵があり、ウズベキ
スタンに世界最大の金鉱脈があるということです。ですから明らかに、アフガン戦争を行いその国
を占領するという、9/11から生じた米国の反攻は、現在進行中の、より大きな地政学的戦略の
一部だと言えます。
22:04) つまりきっとこういうことでしょう。最近、カーター政権当時の国家安全保障顧問、ズビグニー・ブレジン
スキーの著書、 『巨大なチェス盤(仮題)(Grand Chessboard)』を読みましたが、その中に二つの貴重
な図がありました。そのひとつがアフガニスタンを通って伸びる石油パイプラインの図で、石油を
アラビア海の港に運び、そこから米国の石油会社が、石油の需要を伴って市場が拡大しつつ
あるアジア太平洋地域へと移すことができるわけです。
1997年に副大統領の所有会社の一つ、ユニカル・コーポレーションが連邦議会で証言し、もっと言いなり
になる政権にアフガニスタンを統治させる助力をするよう議会に嘆願しています。ユニカルがその地域全体
に石油パイプラインを引くことに同意させるためです。ブレジンスキーはこの著書で、「ふたつの重要な衝突
地点」と彼が呼ぶ場所をあげています。
もし米国が拡大しつつあるアジア太平洋地域において市場を支配するなら、一つの衝突地点は、米国が
TMDを今後配備しようとしている、中国沿岸地域です。もう一つの対立地点は、中央アジアです。
ここには9/11以降米軍基地が作られたのです、テロリストを追い詰めるとかいう理由で。
23:49) 宇宙司令部が出した「長期計画」と呼ばれる、他の重要計画書の中で同司令部は、アジア太平洋地域
での利益のために中東を支配するだけでなく、文字通り全地球を支配する、最終ビジョンを展開しています。
例えば、シャドウに次ぐ次世代新兵器として、すでに今研究に取り組んでいる、「軍用宇宙飛行機
(Military Space Plane)」があります。宇宙の軌道から降下してきて、地上を攻撃し、その後また宇宙に
舞い戻るものです。それからまた国防総省が「デス・スター」と呼ぶ、宇宙配備レーザーもあります。
24:23) 航空専門誌『「エビエーション・ウィーク・アンド・スペイス・テクノロジー』が最近、宇宙司令部のコンピュータ・
シミレーションの記事を載せました。2017年に米国と中国が戦争をするという設定です。赤対青です。
そのシミレーションの中で、米国は中国に対して先制攻撃を行います。1,2年前だったらおそらく、
米国がどこの国に対してであろうと、先制攻撃を仕掛けるという構想はお笑いぐさとなったでしょう。しかし
今は、先制攻撃はブッシュ政権の公式ドクトリンであるのは誰も知っています。そのシミレーションで米国は
中国への先制攻撃を、シャドウに次ぐ次世代兵器である「軍用宇宙飛行機」を攻撃用の第一兵器として
使います。それが軌道上から降りて攻撃を仕掛け、また軌道に戻る。第二の攻撃兵器は、他ならぬ、宇宙
配備レーザーです。
25:37) 数年前合衆国連邦議会は、ジョン・コリンズという名の議会スタッフに、明確な文書を作成するよう依頼
しました。すべてがどう稼働するかについてです。議会への彼の報告書は『Military Space Forces-
The Next 50 Years』(宇宙軍事力-今後の50年)です。これについて興味深いことは、この報告書の
表紙にある推薦者の中に、ジョン・グレン上院議員や、フロリダ選出のビル・ネルソン元上院議員、
その他の有力議員たちの署名があるということです。さらに最も興味深いことに、この報告書の作成者が
「地球と月と重力をうまく支配する者が、地球から宇宙に出入りする者を支配する」と書いているのです。
彼は米国の基地が月にあり、図のL4,L5の位置に兵器用宇宙ステーション(Arms Space Station)が
あれば、米国は宇宙に出入りする者を実質的に管理できる、と述べているのです。ではなぜ米国は
宇宙に出入りする者を自分が管理したがるのでしょう。それを理解するにはNASAの宇宙探査計画の
裏にあるものの正体を突き止めねばなりません。
26:49) NASAの科学者により書かれた『Mining the Sky』(宇宙の鉱脈開発)という本があり、その中で、
小惑星や彗星や惑星に存在する、これまで語られなかった豊かな資源について、著者ジョン・
ルイスは、金が小惑星に、マグネシウムと銅、ウラニウムが火星に、第3ヘリウムと水が月に
あると書いています。そういう惑星に出かけて、それらの資源を管理する者は、これまでにない富を
手に入れる、と。ですから私たちが目にする今日の火星探査は、土壌の成分を調べサンプルを採取
するものです。NASAの予想によれば、2020〜2050年頃に火星で原子力によりエネルギーを
供給する、有人の鉱山開発コロニーが建設されます。さらにNASAは、航空宇宙産業の大企業が
宇宙から実際に利益をあげるようになれば、すべてを民営化すると言っています。つまり私たち
納税者が長年の研究開発費を払ったあとで利益を生むようになったら、民営化されるわけです。
そして実際今、連邦議会に提出されているある法案では、大企業が宇宙からあがる利益を
すべて免税措置で手に入れるという内容です。
28:10) しかしひとつ問題があります。火星に到着するには何年もかかります。宇宙の放射能のため、宇宙飛行士
の体がゼリー状になるほどの年月が。だからNASAは火星により早く到着する方法をずっと考えてきました。
そしてブッシュ政権は「核イニシアチブ」という名の計画を提案し、30億ドルの研究開発費をかけて、将来
に向けた核プロジェクトの全体展望を立てましたが、これには、プロメテウス計画という、火星到着所用時間
を半分にするための、原子炉エンジンを持つ核ロケットが含まれています。ですから今実際に、NASA
とエネルギー省と国防総省が原子炉を宇宙に配備しようと協力しあっている姿が見られるのです。
ここでまた少し先ほどの『Military Space Forces』という本に戻ると、その中で著者はペンタゴンに
対し「原子力なしでは、これらの宇宙計画のどれひとつ、うまくいかないだろう」と述べています。
「それゆえ原子炉は、今後求められる数百万ワットの電力を宇宙軍事力に提供でき、長い寿命を持ち、
かつ小型化できることが現在わかっている、唯一のエネルギー源であり続けると言うのです。さらにまた
彼は書いています。「この原子炉をより大きくしたものは、宇宙配備レーザー、中性子光線やマス・ドライバー・
レール・ガン(*建造中の宇宙コロニーへ月から資材を送り出す装置)などに、エネルギーを供給すること
もできる。原始炉は他の選択肢が今後見つかるまで、月にある主要な基地を支えねばならない」と。私が
とても興味深いと感じることには、彼はこうも言っています。「こういう計画が科学技術上実行可能かどうか
という問題よりも安全性の問題の方が、宇宙に原子力を配置することへの大きな妨げになるだろう、もし
開発担当局が影響力を持つ専門家に、リスクはあるが容認できる程度小さいと納得させることができな
ければ。」
30:07) 1989年に私はフロリダのケネディ宇宙センターで大規模な反対デモを組織しました。それまで長年たくさん
行っていた中のひとつですが、このときのデモを特に重要なものにしたのは、基調演説をした、アポロ計画
の初期に月面を歩いた宇宙飛行士のひとり、エドガー・ミッチェルでした。彼はそのスピーチで、私たちは
国防総省が宇宙に兵器を配備するのを許すことはできないと言いました。彼は実際には宇宙で兵器の
テストをさせることすらできないと言いました。なぜなら兵器テストのプロセスさえが、今ある以上に膨大な、
地球の縁の宇宙に散乱して回遊する宇宙ゴミを作り出すので、私たちは地球からロケットを飛ばすことが
できなくなるからだ、と。それは地球を取り囲む地雷原を作ることになり、私たちはその下にある地球
という墓から外に出て宇宙に住むことができなくだろう、と述べたのです。
31:00) (エドガー・ミッチェル:アポロ14号宇宙飛行士、 1989年ケネディ宇宙センター)
「地球の近くの宇宙空間で戦争が生じるなら、その1回だけで終わり、2回目の報復戦はありません。
これは一握りの人間には確かにわかっていることであり、この国の宇宙技術者たちはそれがどういうこと
か知っています、何回も研究していますから。宇宙で2、3百万ポンド(*1000〜1500トン)の重さがある
物体が壊れて1グラムほどの小さな球になると、それだけでその周辺には全く住むことができなくなります、
残骸のためにです。宇宙は、地球周辺に我々が持つ、変化への耐性がもっとも少ない環境です。海洋上
のビューカムが海の底から回収されて私たちにわかったことは、数世代後に我々は宇宙に出られなくなり
地球にいるしかない、ということです。宇宙にゴミの破片がひとつ、大気と交わらない軌道にあれば、それは
ずっとそこにとどまり続けるのです。我々が宇宙で数個の装備、800万ポンドほどの、私が乗って月に
到着したアポロ計画のサタンロケットの重さほどのものを爆破すれば、それは1グラムの物質の
800万ポンドの細片となって、地球から数千キロ上空まで散らばりますから、どんな宇宙船も
数日間以上宇宙にとどまることができません。我々の後の世代は、宇宙利用への道を閉ざされる
ことになります。地球から遠く宇宙へ出かけられるということが、一面にペリラ(*シソの種類)で覆われた
川を泳ぐとか、(ランボーのような)ヒーローが銃を撃ちまくる中を走るとかしてやっと宇宙に出るのに等しく
なるわけです。私には分別があることに思えません。宇宙を利用し環境を改善しようとするこの最初の
100年間に、将来の全世代に対し宇宙の適切な利用を閉ざすような決断と行為を、(現在の世代の)我々
がするということが。
33:13) 現在わかっているのは、11万以上の宇宙ゴミが地球の周りを時速18,000マイル
(*28,800キロ)で軌道を描いて回っているということです。あまりに多いために、最近
国際宇宙ステーションを別の軌道に移さねばなりませんでした。ゴミの軌道から出るようにする
ためです。当初のコストでは100億ドルであったのに、今や私たち納税者にとり1,000億ドルの負担
となっている宇宙ステーションが、このような宇宙ゴミにより粉砕される恐れもあったのです。
また別に分かっていることでは現在、34の原子炉の軌道が地球周辺にあります。旧ソ連と合同で米国
が打ち上げたもので、宇宙計画の開始された1960年代まで遡るものです。これらの原子炉は地球上を
まわる軍事衛星に電力を供給していますが、そのうちの幾つかが地球に落ちてきました。その中には
1964年、2ポンドのプルトニウムを搭載した米国のスナップ9Aという軍事衛星が、大気圏突入時に炎上
し世界中にプルトニウムをまき散らした恐ろしい事故がありました。その結果、ヨーロッパの人々は食物
からプルトニウムを摂取し、生殖器を通して今後何世代にもわたって受け継いでいくことになったのです。
ウラニウム発見者にひとりである、カリフォルニアのローレンス・リバモア国立研究所のジョン・ガルフモア
博士はこの事故を調査して、このときのプルトニウムが現在世界中で増大したガンの主要原因の
一つであると考えています。
34:50) ブッシュ政権は今、核物質を宇宙に発射させるという計画の大幅な拡大を考えています。その火星探査
では、小さなローバーがプルトニウム238をエネルギーにして走り回り、核ロケットや原子力による鉱山
開発コロニーが月や火星、他の惑星に配置されます。それからまたこの国の各地にあるエネルギー省の
研究所ではどうでしょう。こういうプルトニウムの製品開発が行われているところですが、作業する労働者
に汚染び増大が見られるのでは? そうです。1997年のカッシーニ打ち上げの際、私たちの団体は
世界で反対運動を行いました。72ポンドのブルトニウム238を宇宙飛行するカッシーニに積み込むこと
に対して抗議したのです。また1994年から1996年の間にニューメキシコのロス・アラモス国立研究所
(LANL)ではカッシーニの発電機を作っている労働者の被爆症状が244件報告されていたことが
分かりました。ですから核汚染が起こるのは、発射時の理論上の可能性の問題ではないのです。
すでにもう、宇宙装備の加工や製造において人が死んでいるのです。
スペース・シャトル「チャレンジャー」の事故から教訓を得るとすればそれは、もしNASAの宇宙技術が
失敗する可能性があるなら、そして実際に失敗すれば、私たちがテレビでコロンビアの大気圏突入時の
炎上と残骸の飛散を目撃するように、原子力を宇宙に打ち上げることは、地球上のこの国や他国の無数
の地域を核汚染することになるという警告であるはずです。
35:50) (チョムスキー)
事故のような不具合が起こる可能性はかなり高いです。宇宙技術はコンピュータ化された複雑な
システムで、他と無関係に作動するものは何もありません。宇宙にある攻撃兵器には衛星が必要です、
宇宙ではもっぱら衛星通信に頼るからです。衛星を攻撃して落とすのは難しいです。ですからミサイル
を迎撃するのはより簡単になります。衛星が今どうなりつつあるか知っているでしょう。どんな衛星兵器
も一種の承認された兵器です。そしてまた仮想敵の中国が攻撃衛星システムの技術を開発するように
なるのはほぼ間違いありません。米国がそうし向けているようなものなのですが、これまでの宇宙開発
からみれば、中国はまだ(宇宙での覇権をもくろむほどには)悪くなっていません。それから別方面から
の反応としては、テロへの抑止として大量破壊兵器の開発がもっと進むでしょう、選択肢があまりない
ので。ロシアは米国の脅威に目覚めた今、プレッシャーを感じて急速に核開発を行っています。核を
発射台に載せるためですが、これは実に危険です。いわゆる改革の時代に経済が悪化してコンピュータ
システムがめちゃくちゃになりましたから。
私たちは今、偶発的な核戦争が起こるかもしれない状態にあるのです。そしてこれが地球を灰に
する危険性をとても増大させています。いわゆる手作業と呼ばれるものから起こる普通の事故、複雑
なシステムの中で起こるだろうとわかっていても、それがいつかは分からない、そんな事故が起これば、
どんなコンピュータシステムも複雑ですが、これらは非常に複雑なシステムで、また古くもなっているから、
子供にはもう会えない。
39:00) (ギャグノン)
カッシーニが72ポンドのプルトニウムを積んでいることの環境への影響の点についてNASAが発表で
認めたのは、仮に発射時に爆発がありプルトニウムが放出すれば、風に乗って半径約60マイル、宇宙
センターから西に、北はデトナ海岸、南はフロリダのヴェロ海岸まで飛ぶだろうということです。その場合
にはNASAが介入してすべての人を退避させねばならないと、NASAは言いました。NASAがすべての
建物や動物を動かさねばならない。でもそんなことどうやってできるでしょう。魚や鳥、ヘビ、ワニなども?
そして草木まで?最後には表土を半分除去する、なぜならあらゆるものが放射能に汚染され何千年も
残るからです。事故が仮に起きていたなら、実際核の廃墟を作り出していたところでした。
39:59) (女性)
「2、3年前、NASAがキングデルタロケットの打ち上げ時に事故を起こしたとき、1時間かそこらで私の
住んでいるところへ物体の小片が降ってきたの。誰も何が起こっているかわからず、ただ空気が変で
そのため息苦しいと感じただけだったわ。私が以前の郡役所の緊急事態管理部門に電話したとき、何の
情報も得られなかった。ロケットに何が積んであったのか、核物質が放出されたのか。そしてすぐ全く何の
警告もなく、何をする間もなく、人々は町を覆う雲が原因で呼吸が変になったの。ケープカナベラ基地で
何かの爆発があった場合に、町は私たちを守る計画は何ももっていない。私は住んでいるこの地域社会
がとても心配だわ。」
40:50) (ギャグノン)
ですからブッシュ政権によるこの「核イニシアチブ計画」は非常に危険です。なぜなら彼らは、打ち上げの
数を大幅に増やそうと考えているからです。それはまるでロシアン・ルーレットをするようなものです。弾倉
にひとつ弾を詰めて引き金を引けば、いずれ弾が飛び出るのです。
41:14) (チョムスキー)
宇宙軍事化は人類の生存への脅威、深刻な脅威です。だから世界中が強く反対しているのです。1967年
に宇宙条約が締結されました。宇宙の利用を平和目的に限定しようとしたのです。この数年、米国
がこの条約に違反しようとしているのは世界中がわかっています。ですから国連や国連軍縮
委員会などで、この宇宙条約をもっと強化しよう、宇宙の軍事化を防ぐため拘束力を強めよう
という努力が行われていますが、米国はそれを阻止しています。
42:00) (ギャグノン)
カッシーニが発射され、金星付近まで達し、そこでくるっと回って地球へ戻ってきたら、NASAは地球の
重力を使うフライ・バイにより弾みをつけて宇宙に放り出すつもりでした。当初は地球上空125マイルの
高度でそれを始める予定でした。これが恐ろしいのは、地球の重力が強いところでロケットの噴射
が失敗すれば、研究所では失敗の確率が10%ありましたが、カッシーニは粉々になり72ポン
のプルトニウムが世界各地に飛散することになる、という点です。わずか1ポンドのプルトニウムが、
実際に世界中のすべての人間にとっての致死量なのです。しかしカッシーニの発射前に市民が
反対したため、NASAはフライバイを地球上空250マイルの地点まで上げました。1999年のスリング・
ショットの前にカッシーニが地球に近づいてきたとき、NASAはその高度を200マイル上げました。
ですから実際、地球の重力を使うフライ・バイによってもカッシーニが重力に引かれて地球に落下する
可能性はずっと小さくなったのです。これは私たちにとり大きな勝利でした。メディアではあまり報道され
ませんでしたが、私たちはNASAに、フライ・バイを地球より数百マイルに遠ざけて行わせたのです。
幸いカッシーニのフライ・バイは問題なく済み、遙か宇宙へと探査に向かいました。NASAは、宇宙での
惑星探査には原子力が必要だ、なぜなら探査は太陽光が届かないような遙か遠い宇宙で行われる
ので他に方法がない、と言います。しかし興味深いことに、ヨーロッパ宇宙局は「ロゼッタ」という
宇宙探査を行っていますが、これは遙かに離れた宇宙に太陽電池で働く探査衛星を送るものです。
彼らは太陽電池の高い効率性に頼ります。なぜから、彼らは原子力に依存していない、つまり、
ヨーロッパ宇宙局の中での計画立案過程を原子力産業が支配しているという状況がないからです。
この10年間、NASAの予算は40%削減されました。そのためNASAはちょうどその次期に予算が
拡大する一方であった国防総省に頼ることになりました。今NASAは国防総省に対し「了解。今後我々
が行うことはすべて、軍民両用だ」と言っています。つまりNASAのあらゆる任務は、軍事・民生
両方のものを搭載するということです。
44:43) 近年のスペース・シャトル、コロンビアの事故についてですが、コロンビアには3つの軍事上の任務が
ありました。メディア報道ではコロンビアはただ飛行中に虫や苔の状態を調べるということでしたが、
実は3つの軍事任務があり、そのひとつが「スター・ウォーズ計画」でした。もう一度言いますと、
兵器製造会社が宇宙計画を乗っ取っている現実があります。彼らはその宇宙計画の陰に隠れたり、
それを利用したりして、「スターウォーズ」のテスト計画を宇宙にて行おうとしています。なぜなら
彼らは、天空にまで宇宙を武装化する、その計画の深さを米国市民に理解させたくないからです。
私はそれを「天に至るピラミッド」と呼びます。航空宇宙産業の大会社は新時代の世界の支配者
たる、多国籍企業理事会クラブの長として、この大いなるピラミッドを建設しています。私たち
納税者はその奴隷となるのです。私たちは自分たちのための教育も保健医療も、子供たちの
将来も彼らに引き渡して、もらう報酬は雀の涙です。この高級理事会クラブの世界の奴隷ですから。
宇宙技術のための計画は現在、非常に多くが進行中であることが分かっています。秘密裏に
行われています。闇の予算で。進行中の秘密計画については、連邦議会ですら知りません。
私たちは表面化してくる事実を、現在分かっていることによりかき集めようとしています。私たちが今把握
していることは、明らかに恐るべきものです。そしてまだ私たちがつかみ切れていないものは、当然もっと
恐るべきものであるはずです。最終的に私たちはこう言われるでしょう、これはすべて私たちの生活
をより安全にするために行われたのだと。しかし実際には、私たちの生活はより不安になっている
のです。研究所の中で考え出される、これらすべての計画のために。私たちは今、世界をより不安定
にし、世界中で私たちの敵を増やし、新しい軍拡競争を生み出し、国庫から税金を垂れ流して、子供たちの
将来を守るお金を奪いつつあるのです。これらすべての事態が、私たちの生活を一層、不安定にします。
46:43) ブッシュ政権とその仲間の大企業は、自分たちの支配のための計画に対する抗議が高まるにつれ、市民
の権利を制限するためにどんなことでもやります。最近大きなデモがあったニューヨークで実際に見られ
たように、警察は市民に行進すらさせようとはしませんでした。人々が集会に到着しつつあるのを押し
返そうとし、集会すら許しませんでした。市民の権利に対する、このような不当な侵害は国中で
ますます増加しています。今後はもっと増えるでしょう。
47:28) 大企業は政府を支配してしまったように、メディアをも支配しました。メディアは今、多国籍企業のうち
の一握りにより席巻されています。たとえばシカゴ・トリビューンは、毎日米国民の80%が同社の提供
によりテレビや新聞、インターネット、ラジオを通じ情報を得ていると自慢しています。実際「戦争省」長官
ドナルド・ラムゼフェルドは、ブッシュが長官に任命する以前は、シカゴ・トリビューンの理事でした。ですから
今、この国の大企業の理事会は、様々な分野の理事が入り交じり合うものになっています。兵器製造会社、
製薬会社、銀行業、原子力企業、メディアの大会社など、皆同じ顔ぶれの集まりが実は今日、
世界中の理事会におさまっているのです。
48:20) 米国はアフガン戦争とイラク戦争を、テロリスト対策として正当化しています。しかしこの国がやったことは、
米国がテロ国家になったと言うのと等しいのです、ちょうどテロリストたちがしたことと同じことをしたのだと。
48:41 (英字) ウェブスター辞書による「テロリズム」定義:
「自らの目的を達成したり、自らの主義を進めるために、脅迫や強制を使用すること」
48:48) 私たちは現在、連邦議会が実質的に多国籍企業の支配下にあるということを認めねばなりません。
第2次大戦中の将軍であったアイゼンハワー大統領は、1961年1月大統領職から退任する際米国民へ
の最後のスピーチで、軍産複合体の勢力に油断しないよう警告しました。その勢力が米国連邦議会の
ホールで不当な影響力を得ていると述べました。私はアイゼンハワー将軍、アイゼンハワー大統領の、
国民への最後の警告が、今現実になってしまっていると思います。
49:23) (ドワイト・アイゼンハワー 1961)
「政府の会議の場で軍産複合体が、それ自体求めようと求めまいと、許されない影響力を獲得しないように、
我々は見張らねばなりません。 場違いな勢力が台頭し国家に災いをもたらす可能性は今も存在し、今後
も永続します。我々はこの軍産結合勢力によって我々の自由や民主主義のプロセスを危機に陥れては
なりません。どんなことも当然と見なすべきではありません。注意深く聡明は一般市民だけが、軍産複合体
の巨大な防衛組織を、国民の平和的手段と目的に調和するよう仕向けることができるのです。そのような
安全保障と自由が共に栄えるように祈ります。」
50:10) (NASAの初代所長キース・グレナンが、宇宙へのアイゼンハワーの態度を回想)
「彼は宇宙を目指していなかった。常に言ってたよ、宇宙を見上げて、『キース、あそこにいくには長い時間
がかかる。何年もかかるがいずれ人類は宇宙に出る。しかし国民の予算を破綻させ、未開のことを始める
必要はない、絶対に』とね。」
50:30) (ギャグノン)
連邦議会は大資本と兵器製造業に乗っ取られてしまいました。彼らはそう望めば、自分たちの製品が
売れるようにするために政府を利用したいと考えています。彼らの製品とは、戦争と死、混乱、世界での支配
と権勢です。では私たちに何ができるでしょう。米国市民はこのように壮大なもくろみに抗して何ができるで
しょうか。私の考えでは第一に、認識しなければなりません。国に対する幻想はもはや持つべきではありま
せん。今このときの現実を認識しなければなりません。私たち各自が個人として、私たちの民主主義が
大企業、つまりこの新しい世界秩序ですが、その支配下にあるという考えを受け入れねばなりません。
その事実から出発してさらに私たちは、今この世界で起こっていることについてもっと自分で学ばねば
なりません。その知識を家族や、隣近所、学校、地域社会に広めて、他の人々と共有しなければなり
ません。なぜなら実際に今メディアが大企業の支配下にあるのですから。私たちは、メディアが私たちの
ためにその仕事をするとは期待できないのです。メディアの働きをするのは、そうしたいと望むならば、私たち
なのです。
51:52) (チョムスキー)
国連の軍縮の動きについては、クリントン政権下の2001年1月の討議が始まりました。そして長い間主要な
論点は、宇宙軍事化を議題に載せることで、それに向け米国以外の諸国が骨折りましたが、米国は阻止
してばかりでした。友人がインターネットで調べたところ、ブログを除く様々なデーターベースの見出しに、ただ
ひとつユタの小さな新聞がそのことを載せていたのです。たくさんの通信社や報道デスクがありながら、
宇宙軍事化を防ぐことで種の生命を救おうとする、世界の努力を米国が阻止しているということが
報道されていないのです。これは非常に危険です。
52:45) (ギャグノン)
ジョージ・W・ブッシュがあたかも世界との戦争を宣言したかのように、彼と、共和党、保守派の彼の友人
たちは、私たちのこの国に対しても戦争を宣言したのです。今私たちが目にするものは事実、国民の政府
と法と権利を奪おうとする企てです。教育のための資金を奪う、保健医療を奪う、私たちに低劣な司法
体系を押しつける、そしてまるで政府の唯一の役割は軍を作ることだ、政府は市民の資産の分野
に果たす役割はひとつもない、などど言う。
私たちにとり一番興味深いと私が思うのは、次ののQ&Aです。今、米国企業の輸出品No.1は何か?
- もちろん、兵器です。仮に靴であるならば、米国の世界市場戦略は、’世界のあらゆる人の足に米国製
の靴を履かせねばならない’ということになるのですが、では兵器が輸出品のNo.1なら、どのような
世界市場戦略となるのでしょうか。むろん、その答えは混沌、狂気、不安定です。それらがあれば
あるほど、兵器は売れるのです。
54:20) 中東を例にとってみましょう。こんにち米国はあらゆる者を武装しています。米国はパーレビ(パフラヴィー2世)
をイランの政権につかせて兵器を売り、サダム・フセインをCIAに協力させて武器を売りイランに敵対させ
ました。今米国はエジプト、イスラエル、バーレーン、クウェート、ヨルダン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア
などに兵器を売っています。「やれやれ、我々はあそこに入っていって解決して支配しなければならない、
統治が乱れ不安定だから」と。
今後この国の計画は、アジア太平洋地域で中東と同じことをおこなうものであると私は考えます。
TMDを日本、台湾、韓国に配備し、戦闘機をその地域全体に輸出すれば、中国はむりやりそれに対抗
させられ、北朝鮮はここぞと反発してそれまでの交渉を台無しにします。このように新しい軍拡競争が始まる
でしょうが、それはただ、米国の兵器製造会社を儲けさせるだけなのです。
55:09) 私たち市民のビジョンは、「より完全な団結」というものです。このビジョンの言いたいことは、「皆はひとり
のために、ひとりは皆のために」です。私たちは誰でも、他の人が不安定である限りは、安全ではありません。
貧しい人々が夜に道ばたで眠るような生活である限りは、保険医療を受けられない老人がいる限りは、
子供たちが受ける教育システムがひどく悪くなっている限りは、私たちの誰も安定して安全だという状態
ではあり得ないのです。ブッシュが世界中で戦争を起こしてまわる今この時に、私たち市民は、ある戦争
と呼べるものに関わっているのです。それはこれら大企業の「利益」とせめぎ合う「理想」の戦いです。
55:53) (チョムスキー)
私たちは種を滅ぼす恐れがある政策のために、1年に数千億ドルの予算を使うことを認める必要
はありません。事実が分かれば納税者はそれに反対するでしょう。報道の自由がすべてのメディア
において機能していれば、宇宙司令部のホームページで見たり、ユタの小さな新聞で読んだりする必要
がないのです。
56:26) (ギャグノン)
ブッシュ政権とその友人たちが、私たちの民主主義の世界を支配しようとする自分たちのもくろみに成功
するという保証はありません。いまのところ彼らの思い通りに進んでいますが、実際これから成功するか
どうかわかりません。なぜなら今明らかなように、世界中で国境を越えた市民運動が高まっているからです、
平和運動、大企業支配に対する運動、環境保護を訴えるグローバルな運動、言論に自由や政府への
署名運動など、市民の権利を世界中で守ろうとする運動。これらの市民運動が日ごとに盛り上がって
います。これらは私たちに希望を与えてくれるものです。 しかしこのような運動の芽は、私たちが水をやり、
このような世界的運動や闘いに積極的に参加したときにのみ、旺盛に成長するのです。
どんな地域社会も、どんな国も、それひとつだけではどの国であれそこで起こっているものを
何ひとつ止めることはできません。止めるためには、私たちが力を合わせて世界的な運動にして
いくことが必要です。
私は皆さんに、人類に奉仕する、お金や欲に奉仕するのではなく、将来の世代に奉仕する、
この壮大な運動の一部になってくれるよう、毎日その運動を気にとめるよう、毎日自分にできる
行動や、どうやったら参加できるか、その方法を発見してくれるよう望みます。皆さんがこの闘い
に加わってくれるよう望みます。
57:59) (NASA security 2003年 Mars Rover Protest)
インタビュアー:「どう思いますか?」
男性: 「プルトニウムを載せて宇宙に発射することについて?」 「いい考えだよ」
インタビュアー:「本当にそう思う?」
男性: 「ああ。必要だからだね。」
惑星地球に生きる将来のすべての世代に捧げる
(2004年ニューヨーク・インディペンデント・フィルム・ビデオ・フェスティバル出品作)
訳: レンゲ・メレンゲ
校正:山口 響 (ピープルズ・プラン研究所)
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