PAC3配備と配備反対の運動
「あたらない」と前原議員すら言ったのに、真剣な見直し討議もなく自民党政権下と変わりないスピードで着々と進む配備
PAC3 in the USA |
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パトリオットミサイル3 (PAC3) 2006/9嘉手納 (沖縄 米軍) 2007/3 入間(埼玉)、 同/11習志野(千葉) 2008/1 武山(横須賀) |
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PAC3(上) THAAD (下:米国開発中) SM3 ![]() THAAD |
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Xバンドレーダー
日本政府は2005年、米国のXバンドレーダー配備のため、青森県つがる市の日本海側、人口5500人の
車力という町にある航空自衛隊分屯基地の土地、約6万3000平方メートルと建物約130平方メートルを、
2006年5月から一定期間、米国に提供することに合意した。
この地に配備する理由は、1998年に青森県の上空をテポドン1が通過した事実から、北朝鮮東部のテポドン2の
発射基地監視に最適であり、また日本海側で電波の遮断物がなく、三沢市に自衛隊の基地と米軍基地があり、
行政予算の少ない過疎地であるため地元の反対運動が少ないからと思われることなどであった。
このXバンドレーダーは、大型の固定式と異なり、小型の車両搭載の移動式のもので、探知距離はチェコに配備計画
されている、大型の固定式レーダーが持つ5000kmに対して短く、2,3千kmといわれるが、早期に探知する
能力は米国にとり最大のメリットである。レーダー配備の環境への影響については、電波障害と熱放射があるが、
出力が小さいため影響は少ないだろうとの説明がなされている。しかし米国防総省の資料には、10km以内の
テレビ・ラジオに電波障害が生じる可能性があり、航空機や野鳥が直接、電磁放射能を浴びた場合、影響を受ける
可能性があると記されている。
配備とともに、米国は無期限の飛行制限区域を要求した。即ち、半径6キロメートル、高さ1万9千フィートの円柱形
を半分に割った形の西半分である。
レーダー配備を含むミサイル防衛による日米の軍事統合と太平洋地域での米軍再編のため、在日米軍と自衛隊は
実質統合され、その結果、車力に近い三沢市では、米軍と自衛隊の基地に戦闘機が集中的に配備され、合計80機
にのぼる結果となっている。
このレーダーは、2006年7月、北朝鮮から7発発射されたミサイルをひとつも捉えることができなかったが、
それは米本土を狙うミサイルの探知・追尾のため監視エリアを上空に設定しているためであった。
このため、「我が国に向かう弾道ミサイルを迎撃する能力及び我が国の国民の保護や被害対処のための能力を支援
すること」(防衛省自衛隊答弁)という導入目的には疑いが生じる。このレーダーは、日本ではなく、ハワイや
グアム、さらに米本土へ向かうミサイルを早期に探知するためのものだと言える。
約100人のうち同分遣隊所属の米兵は2人だけで、残りは米軍が委託・契約した、ミサイル防衛システムなど
兵器の開発・生産を行っている軍需企業「レイセオン」の要員約40名、警備を請け負っている「シェネガ・
ブラックウォーター・ソリューションズ」社の要員約60人である。これら要員は在日米軍の特権を定めた
日米地位協定が適用され、「公務中」であれば事件や事故を起こしても日本側に一次裁判権がない「軍属」
扱いとなる。
(参考サイト、文献:「週間オブイェクト」htt://obiekt.seesaa.net/ 、赤旗、共同通信、防衛省自衛隊発表)
航空警戒管制部隊(レーダーサイト)の配備 (MAMOR 2007/3)
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