メール、ブログよりの転載
http://peacephilosophy.blogspot.com/2010/03/petition-for-japanese-government-to.html 
http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-entry-34.html

           
     朝鮮学校を高校無償化制度から外すことに関する緊急要請 (3月10日正午まで)
                                        

school@econ-web.net (外国人学校ネット)


内閣総理大臣 鳩山由紀夫 様

文部科学大臣 川端 達夫 様

<NGOと市民の共同要請>
私たちは朝鮮学校を
「高校無償化」制度の対象とすることを求めます

 私たちは、多民族・多文化社会の中ですべての子どもたちに学ぶ権利の保障を求めて活動するNGOであり市民です。新政権のかかげる「高校無償化」制度においては、政権発足当初より各種学校である外国人学校についてもその範囲に含むことが念頭におかれ、昨秋、文部科学省が財務省に提出した概算要求でも朝鮮学校などの外国人学校を含めて試算されていました。

 ところが今年2月、法案の国会審議を目前にしたこの時期、新聞各紙では「中井拉致問題担当相が、4月から実施予定の高校無償化に関し、在日朝鮮人の子女が学ぶ朝鮮学校を対象から外すよう川端達夫文部科学相に要請、川端氏ら文科省の政務三役が検討に入った」(2月21日)、「鳩山首相は25日、高校無償化で、中井洽拉致問題担当相が朝鮮学校を対象から外すよう求めていることについて『ひとつの案だ。そういう方向性になりそうだと聞いている』と述べ、除外する方向で最終調整していることを明らかにした」(2月26日)と報道されています。  しかし、日本人拉致問題という外交問題解決の手段として、この問題とはまったく無関係である日本に生まれ育った在日三世・四世の子どもたちの学習権を「人質」にすることは、まったく不合理であり、日本政府による在日コリアンの子どもたちへの差別、いじめです。このようなことは、とうてい許されることではありません。

朝鮮学校排除の理由として「教育内容を確認しがたい」との説明もなされていますが、これは、『産経新聞』2月
23日付けの社説「朝鮮学校無償化排除へ知恵を絞れ」にも見られるように、朝鮮学校排除のために追加された名目にすぎません。
 朝鮮学校は地方自治体からの各種学校認可や助成金手続きの際、すでにカリキュラムを提出していることからも、「確認しがたい」との説明はまったく事実に反します。また、日本 のほぼすべての大学が朝鮮高級学
校卒業生の受験資格を認めており、実際に多くの生徒が国公立・私立大学に現役で進学している事実からも、朝鮮 高級学校が、学校教育法第1条が定める日本の高等学校(以下「1条校」という)と比べても遜色ない教育課程を有していることを証明しています。

 そもそも、1998年2月と2008年3月の日本弁護士連合会の勧告書が指摘しているとおり、民族的マイノリティがその居住国で自らの文化を継承し言語を同じマイノリティの人びととともに使用する権利は、日本が批准している自由権規約(第27条)や子どもの権利条約(第30条)において保障されています。また、人種差別撤廃条約などの国際条約はもとより、日本国憲法第26条1項(教育を受ける権利)および第14条1項(平等権)の各規定から、朝鮮学校に通う子どもたちに学習権(普通教育を受ける権利、マイノリティが自らの言語と文化を学ぶ権利)が保障されており、朝鮮学校に対して、日本の私立学校あるいは他の外国人学校と比べて差別的な取扱いを行なうことは、そこに学ぶ子どもたちの学習権・平等権の侵害であると言わざるを得ませ
ん。

 「高校無償化」制度の趣旨は、家庭の状況にかかわらず、すべての高校生が安心して勉学に打ち込める社会を築くこと、そのために家庭の教育費負担を軽減し、子どもの教育の機会均等を確保するところにあるはずです。

 朝鮮学校は、戦後直後に、日本の植民地支配下で民族の言葉を奪われた在日コリアンが子どもたちにその言葉を伝えるべく、極貧の生活の中から自力で立ち上げたものです。いま朝鮮学校に通う子どもたちには朝鮮籍のみならず、韓国籍、日本国籍の子どもたちも含まれており、日本の学校では保障できていない、民族の言葉と文化を学ぶ機会を提供しています。

 このような朝鮮学校に対して、1条校と区別するだけではなく、他の外国人学校とも区別して、「高校無償化」制度の対象から除外する取り扱いは、マイノリティとして民族の言葉・文化を学ぼうとする子どもたちから中等教育の場を奪うものであり、在日コリアンに対する民族差別に他なりません。

 去る2月24日、ジュネーブで行なわれた国連の人種差別撤廃委員会の日本政府報告書審査では、委員たちから「朝鮮学校は、税制上の扱い、資金供与、その他、不利な状況におかれている」「すべての民族の子どもに教育を保障すべきであり、高校無償化問題で朝鮮学校をはずすなど差別的措置がなされないことを望む」「朝鮮学校だけ対象からはずすことは人権侵害」などの指摘が相次ぎ、朝鮮学校排除が国際社会の基準からすれば人権侵害であることはすでに明らかになっています。

 外国籍の子も含めてすべての子どもたちに学習権を保障することは、民主党がめざす教育政策の基本であるはずです。私たちは、朝鮮学校に通う生徒を含めたすべての子どもたちの学習権を等しく保障するよう強く求めます。

2010
年3月10

<呼びかけ>外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク(代表:田中 宏)
169-0051 東京都新宿区西早稲田2−3−1852 在日韓国人問題研究所
電話03-3203-7575(佐藤)

160-0023 東京都新宿区西新宿7−5−3 斎藤ビル4階 みどり共同法律事務所
電話03-5925-2831(張)

657-0064 神戸市灘区山田町3−1−1 神戸学生青年センター
電話078-851-2760(飛田)

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共同要請への賛同のお願い

私たちはこの間、外国籍の子どもたちの学習権を保障するためのさまざまな取り組みを行なってきました。そして昨年9月誕生した新政権に対しても、朝鮮学校や韓国学校、中華学校、ブラジル学校、ペルー学校など200校以上になるすべての外国人学校の処遇改善を求めてきました。

新政権が「高校無償化」制度を提起し、その中に外国人学校を対象としたことは、画期的なことです。しかし、朝鮮学校だけこの制度から除外しようとすることは、憲法および国際人権諸条約に違反するものであり、朝鮮学校に通う子どもたちの心を踏みにじるものです。

この共同要請書に、多くのNGO・市民団体・労組・諸団体および個人に名前を連らねてもらい、3月11日、政府に提出すると共に、海外の人権団体などに送付します。

要請書に賛同される団体・個人は、3月10日正午までに、団体名か個人名を、英語表記を併記して、下記のEメールアドレスまでお知らせください。

 school@econ-web.net (外国人学校ネット)

また、賛同された団体は、各団体のウェブやMLで、この共同要請を広く発信していってください。

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1)        中央省庁等への要請
@ 首相官邸では下記ホームページにて「国政に関するご意見・ご要望をお寄せ下さい」として意見
募集をしています。こちらへの投稿、是非よろしくお願いします。
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

A 文部科学省では下記ホームページにて「高等学校の実質無償化に関すること」として意見、問い
合わせを受け付けています。
https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry38/

「除外」が決定したわけではないので、「抗議」は適切でないと思います。)

2)各新聞社への世論喚起
朝日新聞社
〒104−8661 京橋郵便局私書箱300号、朝日新聞社「声」係
<FAX>0570−013579
e-mailtokyo-koe@asahi.com
読売新聞
103-8601 郵便(株)日本橋支店留、読売新聞東京本社「気流係」
<FAX> 03-3217-8229 03-3217-8229
e-mailtousho@yomiuri.com
毎日新聞
ネットフォームからの投稿になります。
https://form.mainichi.co.jp/annuncio/hiroba/
東京新聞
ネットフォームからの投稿になります。
https://cgi2.chunichi.co.jp/tko/hatsugen/form.shtml

3)議員への抗議
拉致問題担当大臣 中井洽事務所
東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館533号室
TEL
03-3508-7263 03-3508-7263 FAX03-3592-9044

*なお、今回の「朝鮮学校外し」の不当性についてまとめた人権協会の
資料を添付します。

*今回の「朝鮮学校外し」に関して、国連の舞台でも取り上げられています。
以下をご参照ください。

【共同通信】差別撤廃委が9年ぶり対日審査 順守状況を監視(2.25
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022401001022.html

【毎日新聞】<国連>人種差別撤廃委、日本の問題議題に9年ぶり開催(2.25
http://mainichi.jp/select/world/news/20100225k0000e030065000c.html


(任意参照
Higashimoto Takashiさんの回覧メールから転載:

【朝鮮学校無償化除外問題 法律家・団体の意見】
2010年3月4日 第二東京弁護士会・会長声明
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/199729.html
2010年3月4日 師岡康子弁護士インタビュー「京郷新聞」記事
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/199945.html
2010年3月6日 高校無償化、朝鮮学校排除反対で332人の弁護士が意見書で連署!(「レイバーネット」記事)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/200313.html
2010年3月5日 日弁連会長声明
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/200467.html
2010年3月5日 自由法曹団声明
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/200651.html

【朝鮮学校無償化除外問題 市議会の意見】
2010年3月3日 小金井市議会意見書
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/200763.html
2010年3月4日 国立市議会要望書
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/201119.html

【朝鮮学校無償化除外問題 市民(有志)、市民団体の意見】
2010年2月25日 「朝鮮学校外し」が妥当でない数々の理由 奥村悦夫
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/202946.html
2010年3月1日 ヒューマンライツ・ナウ声明
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/203243.html
2010年3月3日 「子どもはお国のためにあるんじゃない!」市民連絡会声明
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/204827.html
2010年3月3日 北海道有志の要請書
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/212850.html
2010年3月4日 外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク要請書
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/213010.html
2010年3月4日 長崎在日朝鮮人の人権を守る会声明
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/213207.html
2010年3月5日 「韓国併合」100年 日韓市民ネットワーク・関東要請書
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/213337.html
2010年3月7日 子どもの権利条約を読む会要請書
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/213641.html

【朝鮮学校無償化除外問題 韓国有志の意見】
2010年3月5日 真実と未来,国恥100年事業共同推進委員会声明
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/215149.html

【朝鮮学校無償化除外問題 その他】
2010年3月6日 朝鮮学校の高校無償化の件を通して、「日本の内なる差別」に向かい合う。(村野瀬玲奈の秘書課広報室)
http://blogs.yahoo.co.jp/higashimototakashi/216040.html