無視されているロケット燃料の有毒性
Toxic rocket fuel being ignored
― ロケット燃料である過塩素酸塩(エステル)の食物汚染に対し広がる怒り―
関連研究グループによれば、政府の対応が必要
http://www.wisn.com/health/19040768/detail.html
"Global Network" <globalnet@mindspring.com>
March 30, 2009
ミルウォーキー)
危険レベルに達するかもしれないロケット燃料物質による食物汚染から市民を守る方策が足りないとして、
現在環境団体が政府を非難している。
それは過塩素酸塩(エステル)と呼ばれ、ロケット燃料には欠かせないものである。
「この物質による汚染が現在どれほど拡散しているか、市民は知らないと私達は思います。」と、エンバイロンメンタル・
ワーキング・グループ(Environmental Working Group:EWG)のアニラ・ジェイコブ(Anila Jacob)博士は語った。
同グループによれば、2000万〜4000万人のアメリカ人が現在この化学物質にさらされているかもしれないという。
「CDC(米国疾病予防管理センター:Centers for disease Control )が調査をし、その調査対象者の100%にエステルが
見つかったという事実が分かっています。ですから、飲み水や、さらには汚染された食糧を摂取することによる、広範囲な
汚染が存在しているのです。」とジェイコブ氏は言う。
懸念されるのは、この燃料添加物がこれまで、合衆国の数十の州において地面や水に染み込んでしまっているということだ。
たいていは古い軍事基地やNASAの土地から流出したものである。このようにして過塩素酸塩は最終的に飲み水や食物供給
体系に入り込む結果となる、と同グループは言う。
ほとんどの人にとり、過塩素酸塩汚染は健康被害とまではならない。しかし、あるグループにとっては、深刻な不安となりうる。
この物質は甲状腺ホルモンの値に影響を与えることがあり、その影響で胎児や新生児においては、脳の発達が抑制
される可能性があるのだ。このため、妊娠女性と授乳期の母親にはこの危険性を知らせる必要がある、とこの問題を訴える
グループは主張する。
それらのグループは、教育でもっとこのような事実を知らせること、食物と水のガイドラインを現在よりも厳しくすることを
求めてきた。連邦議会ではこの問題を追及する公聴会さえ開かれたが、たいした進展は見られなかった。
「何も改善されていない。むしろ一歩後退すらしたのかもしれない。」とジェイコブ氏は語る。
5月前、EPA(経済連携協力Economit Partnership Agreement)で、ある決定が出された、それは何もしないというものであった。
つまりEPAは、飲み水に入る過塩素酸塩を全く規制しない、ということにしたのだ。
この決定は多くの人々を驚かせ、その結果、調査がもっと必要だと求める市民の非難により、EPAの関連局は今年1月初めに、
何もしないという態度を変えることになった。
EWGは、それでは十分でないと言う。「EPAのやっているのは、規制を先延ばしする作戦だと思います。この化学物質への
規制が1日遅れる度に、新たに数百万の人々がそれにさらされる事態が続くのです。」とジェイコブ氏は言う。
過塩素酸塩は、ウィスコンシン州の地面からはまだ検出されていない。EWGでは、カリフォルニアやテキサスなどの州から
とれる食べ物について懸念していると言う。というのはそれらの州では汚染があるからだ。
同グループはまた、FDE(米国食品医薬品局)に、食物供給体系における過塩素酸塩汚染の実態調査、および食物汚染の
危険性を減少させる新しい方法の調査を増やすよう促している。
FDAの話では、これまで行った検査からは、食物における過塩素酸塩に関して何か新しいガイドライン作成や一般への警告の
必要はないということが分かった、という。しかしその検査は、これまで小数のサンプルに限られてきた。だから当局は今回、
汚染がどれほどの広がりであるのか、その可能性を知るには、さらにもっと多くのことが行われねばならないと言っている。
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